「トンネルを抜けると雪国であった」
このフレーズで一躍有名になった、川端康成の小説「雪国」は、ここ越後湯沢を舞台にして描かれ、「雪国の宿 高半」さんにある「かすみの間」という場所で約3年の間、逗留し物語を執筆したと言われています。
「かすみの間」の客室は当時のまま残されていて、高半さんで実際のお部屋を見学することが出来るんです。
「雪国」にちなんだ関連資料も多数保管されており、小説ファンには、物語の背景に触れることのできる、おススメの場所。
ということで、本日は、「雪国の宿 高半」さんの「かすみの間」をご紹介。
「雪国の宿 高半」さんは越後湯沢の駅から徒歩20分 車で5分
越後湯沢駅、西口から、徒歩で20分、車だと5分程で高半さんに到着。
場所的には、温泉通りを抜け、真っすぐ一本道なのでわかりやすいですよ。
山の湯付近の急な坂を昇っていくと、今回ご紹介する「雪国の宿 高半」が見えてきます。
まずはフロントにて受付を
見学料金は500円ですが、宿に宿泊される方、小学生の方は無料となっています。
受付にて、見学料を支払いパンフレットをもらいましょう。入館時間は9:00~17:00とのことです(不定休)。
館内エレベーターで2階に上がると展示室があります。
同フロアにある、お風呂も別料金で利用可能なので、お風呂に入った後にかすみの間を見学するのもいいかもしれませんね。
それでは展示室と、「かすみの間」を除いてみましょう!!
各種関連資料がズラリと
川場康成と越後湯沢に関連する資料・展示物がズラリとあります。
どれも歴史を感じさせる展示品でした。
今回伺った時は、館内のスタッフの方が展示物の詳細を丁寧にご説明してくれました。運がよければ、ガイドしていただけるかも。
湯沢の方にはおなじみの「とろりこ節」のレコードがありました・・・。
これは貴重です。
のれんをくぐって奥の部屋には、昭和30年代当時の越後湯沢の風景や、駒子のモデルとなった小高キクさんに関連する資料などが展示されています。
下記は、昭和30年代(1955年)の布場スキー場の民宿街の様子。
地元の方には馴染みのある風景だけに、時の流れを感じさせてくれる一枚です。
かすみの間は実際に入ることが出来るし、記念撮影もできる場所だった
お待たせしました。
先程の展示ブースを抜け、こちらが、川端康成が雪国を執筆したと言われている、かすみの間です↙
見学に行った当日は快晴という事もあり、部屋の窓からは、雪景色に照らされた日の光が差し込み、なんとも風情のある空間でした。
こちらのお部屋は、靴を脱いで実際に中に入ることができ、記念撮影も可能です。
同室には駒子のモデルとなった、小高キクさんから寄贈された角巻・着物も展示されていました↙
時代を超えて、川端康成の創作空間を体験できる「かすみの間」は文学好きにはたまらん観光スポットではないでしょうか?
お近くにお立ち寄りの際は是非足を運んでみてくださいね。
その他、施設の詳細は下記からお問い合わせください。
雪国の宿 高半さん 詳細情報まとめ
住所 | 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢923 Google map |
電話番号 | 025-784-3333 |
FAX番号 | 025-784-4047 |
サイトURL | http://www.takahan.co.jp/ |
カード支払い | 可 |
部屋総数 | 34室 |
駐車場 | 有 ※越後湯沢駅からの送迎も可 |
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